フラット35が3.21%に急上昇|固定と変動の金利差が過去最大
今週の日経平均は、6月3日に68,402円の史上最高値をつけた直後、8日に2,563円安(-3.85%)と2026年2番目の下落幅を記録。12日(金)に1,802円高(+2.81%)で週を終えるという荒れた一週間でした。株価の乱高下が続くなか、住宅ローンを持つ家庭にはもう一つ動きがあります。固定金利がすでに動き始めています。
何が起きているか
フラット35が前月比+0.50%の年3.21%に
住宅金融支援機構のフラット35(最も代表的な固定金利型住宅ローン)は、2026年6月に年3.210%に改定されました。5月(年2.710%)から+0.50%の上昇で、モゲチェックの分析では「固定金利はほぼすべての銀行で過去最大級の上昇」と指摘されています(モゲチェック「住宅ローン金利2026年6月の最新動向」)。
変動金利との差が過去最大に
一方、変動金利(ネット系銀行平均)は現時点で**年1.110%前後。固定と変動の金利差は年2.13%**にまで広がり、同社によれば「変動と固定の過去最大級の金利差を更新」しています(モゲチェック・同記事)。
来週(6/15〜16)の日銀会合で変動金利も動く可能性
日銀は来週の決定会合(6月15〜16日)で、政策金利を現行の0.75%から1.0%に引き上げる方向と報じられています(日本経済新聞)。変動金利は政策金利に連動するため、多くの銀行が10月に基準金利を改定するスケジュールになる見込みです(既存借入者への返済額反映は翌年1月から)。
どう読むか
固定金利はすでに長期金利の上昇を先取りして動いている。変動金利はまだ動いていないが、来週の利上げが決まれば秋以降の改定で追いかけてくる流れになりやすい。今の「固定2.13%高い」という差が縮まっていくかどうかは、日銀が今後どのペースで追加利上げを続けるかにかかっている。
注意
本記事は情報提供を目的としたもので、投資助言ではありません。住宅ローン金利は商品・銀行・時期によって異なります。最終判断は各金融機関の公式情報を確認のうえ、ご自身の責任で行ってください。
「事実(開示・報道)と値動きを分けて見る」を編集方針に、初心者向けの資産防衛情報を整理しています。 本記事は投資助言ではありません。